2023年度近畿ブロック協議会 公開セミナー開催報告

テーマ : 映像に学ぶ 減災のヒント

「奈良に大仏がある理由 歴史に学ぶ減災の知恵」
講師   木戸崇之(きど たかゆき) 氏 
(株)エービーシー・リブラ(朝日放送テレビ報道局より出向)
担当番組:おはよう朝日です(月〜金 朝5時〜)
人と防災未来センター リサーチフェロー  近畿大学 神戸学院大学 非常勤講師

主幹代協 : 奈良県代協 (協賛 京都代協 滋賀県代協)

日  時 : 2024年2月21日(水) 14:30~16:40

場  所 : 奈良県コンベンションセンター 203会議室(定員数142名)

来場者数 : 100名 内訳:代理店募集人51名(奈良32 京都8 滋賀9 大阪1 沖縄1)

保険会社社員46名  一般3名

奈良開催としては6年ぶりに「近畿ブロック協議会 公開セミナー」が開催されました。

昨秋での企画構想段階では、奈良県は大規模自然災害が他府県と比較して発生頻度が低く、「災害に対する危機意識」も高いとは言えず、木戸講師と相談し、少しでも皆様に防災について関心をもってもらおうと、講演テーマも気を引く「奈良に大仏がある理由」として準備をすすめ、今回の来場者の半分くらいを想定して会場を押さえておりました。

しかし、日本中がまったりと過ごしていた令和6年1月1日元日の16時頃、誰もが予見できなかった「能登半島大震災」が発生し、大地震の猛威をまざまざと見せつけられました。

チラシが用意でき、年始に情宣し始めたところ、皆さま方の大地震への関心が非常に高まっていることが判明し、急遽、会場キャパを2倍にふやして開催しました。

そして、「防災 減災」をテーマにした近畿ブロック協議会「公開セミナー」だからと、沖縄から「日本代協理事 大城 拓CSR委員長」も駆けつけていただきセミナー開始前にご挨拶をいただきました。

セミナーの内容も、日頃「地震保険」の契約を勧める立場の保険業界の一人一人が自信を持って消費者に勧められるようアレンジしていただき、TVメディア業界人の講師らしく阪神淡路大震災の時の避難所の様子を音声付映像で随所に織り交ぜ、約90分のセミナーを皆が集中して聴き入り、奈良県も大災害が起こる確率は他府県と同じ。そして普段から危機意識を頭の片隅に置かなければいけないことを再認識して会場を後にしました。

 

アンケートは、64名分を回収。セミナー満足度は「非常に満足」が97% 残り3%も「やや満足」で「非常に満足 やや満足」で100%。回収できた内の88%が「自筆のコメント」を記入していただいており、今回のセミナーの満足度の高さを示しております。

筆者自身も、チラシのコメントにもありますように保険にたずさわる者は絶対に聞くべき講演!に100%賛同するセミナーでした。

セミナー会場

日本代協理事 大城 拓CSR委員長 挨拶

日本代協 小橋信彦近畿・阪神担当理事 挨拶

日本代協近畿ブロック協議会 服部典正会長挨拶

業界関係者 一般参加者 約100名が受講

セミナーが始まりました。

セミナーが始まりました。

現在は取材自体がNGな避難所のトイレの様子 (阪神淡路大震災=最初で最後のメディア規制のない大災害) 

真剣に聴き入る聴衆一同

講師への謝辞 滋賀県代協 山口裕貴会長